知らないほうが幸せかもしれない「かまってちゃん」の特徴と駆除方法

承認欲求を満たすために自己アピールを繰り返す、非常に悪質な「かまってちゃん」を撃退するべく、効果的な駆除方法を記しておく。

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かまってちゃんの生態を知る

かまってちゃんとは、少なくとも人類がサピエンスの時代から密かに生息しており、承認欲求を満たすために能動的に自己アピールを繰り返す生物である。ここで生物だと定義したのは、かまってちゃんは人間だけでなく動物にもいるからである。しかしこの記事では人間を対象とする。

かまってちゃんは自己肯定感が低く自分に自信がないのが根底にあるとされる。注目されるためなら平気で奇行に走り、世間に迷惑をかける。時に社会的な事件を引き起こすことがある。

かまってちゃんは多くの人が最も嫌いな人間として挙げる、嫌われ者である。かまってちゃんは言動が不快なだけではなく、ストレスや事件の原因にもなる。自分が嫌われているという自覚はない。

かまってちゃんへの対処法は原則的に「かまわないこと」である。相手の思惑は「自分の存在を認めさせること」にあるので、決して存在を認めてはいけない。

人類の敵「かまってちゃん」にも苦手なものがあることを皆様に知って欲しい。殺虫剤より強力な、かまってちゃんへの駆除方法は以下となる。

知らないほうが幸せかもしれない、かまってちゃんの生態

大勢の集まりで、積極的に自分の話しをする

特徴(生態)

かまってちゃんは、酒の席など大勢の集まりである場所で、唐突に自分の話しを始める。注目を集められないとわかると不機嫌になる。これは、自分が注目されたい、自分が注目の的でないと我慢ならない、という幼稚な欲望から起こっている。

かつてアリストテレスは「人間は理性を備えた動物である」といったが、かまってちゃんは理性より欲望を優先させる生物である。

対処法(駆除方法)

かまってちゃんが自分の話しを始めたら、こちらは違う人と話す。これで「かまってちゃんに興味がない人が二人いる」ということを暗に示すことができる。想定外の出来事に相手は面食らい、それまでの勢いを無くし、話しを停止することがある。

二人でいるときに、自分の話しを長々と話す

特徴(生態)

自分の話しを延々と話す。場合によっては過去に話したことも、始めて話すかのように話す。

対処法(駆除方法)

かまってちゃんは、相手のリアクションを確かめながら自分の話しをする傾向がある。したがって、こちらが全くリアクションしないと不安になり、話すことを停止する。

他人の批判をする

特徴(生態)

ニーチェが提示したルサンチマンという言葉がある。ルサンチマンは「弱い立場にあるものが、強者に対して抱く嫉妬・憎悪・劣等感が混ざった感情」とされている。ルサンチマンを抱えた者が取る行動は、ルサンチマンの原因となる価値基準を転倒させようとする反応を示す、とある。(山口周:武器になる哲学より)

かまってちゃんは、他人の成功を許せないルサンチマンを抱えた人間である。そして、かまってちゃんが取る行動は、他人を現在の地位から引きずり下ろすことだ。

対処法(駆除方法)

他人の成功を批判する発言をしたなら「でも、あなたより凄いよね?」と、比較して上げるとよい。かまってちゃんは絶望的に強い相手と比較されたら、お手上げなのだ。

聞いてもないのに過去の実績や栄光を話し出す

特徴(生態)

それまでの会話の流れを分断するように、突然自分の過去に起こった歴史や栄光を話し始める。無論、こちらは質問していないし聞いてもない。

対処法(駆除方法)

過去の栄光を話す人間は原則的に「現在の自分に自信が持てない」ことが多い。そして、昔の実績や栄光を話し、少しでも他人に認めてもらおうとしている心理に自分で気づいてない。しかしこちらとしてはどうでもいいので「で?」と理性的に返すとよい。これでかまってちゃんは自分が取るに足らない話しをしていたと気づく。

補足

(過去の私)凄くない?と質問してきたら、「嬉しそうに過去の栄光を話すお前の厚顔無恥が凄い」と指摘してあげよう!

注目されるために奇行に走る

特徴(生態)

バカッターのように企業や店舗に損害を出したり、猥褻な写真を公開するなど、注目されるために、目立つ行動や奇行に走る。

対処法(駆除方法)

かまってちゃんの深層心理には「自分の存在を認めて欲しい」という気持ちがある。したがって、かまってちゃんの言動に対し絶対にリアクションしないことがベストプラクティスとなる。

リアクションは相手の存在を認めることなので絶対に反応してはならない。相手が事件を起こしたとしても、拡散してはならない。もし、拡散して有名になったら味をしめて、違った形で事件を繰り返すだろう。

武勇伝を話す

特徴(生態)

「俺は昔、悪かったんだぜ」「昔は凄かったんだぜ」ーーこの類の武勇伝を話すことで相手を恐れさせ、少しでも相手を支配しようとする。短絡的かつ中二病的な恥ずかしい心理。

対処法(駆除方法)

かまってちゃんが武勇伝を話し終えた瞬間「ダサッ」というとよい。ダサいという発言は相手の言動の全否定である。怖がられようとして武勇伝を話したのに、畏怖されるどころか全否定されたら、ショックのあまり自分の過ちに気づくかもしれない。

他人の噂話や陰口を話す

特徴(生態)

かまってちゃんは、他人の噂話や陰口を話すことで、悪口の対象となる人物よりも優位に立とうとする。悪口は興味を持たれやすいという心理を利用して、自分の話しを聞いてもらおうとする。

対処法(駆除方法)

かまってちゃんが他人の悪口を話し始めたら「私は他人の陰口や悪口を聞くと不愉快になる。悪口の対象者ではなく、今あなたに不快な思いを抱いている」と、かまってちゃんの悪行を気づかせることが必要である。

虚言。事実をありのまま話さない、話しを盛る

特徴(生態)

かまってちゃんは、注意を引くためなら事実すら歪曲し、話しを盛る傾向がある。

対処法(駆除方法)

かまってちゃんが虚言を吐いたと察知したら、細部まで質問しボロを出させるとよい。その話しに虚偽はないか調査し事実を追求する姿勢が、かまってちゃんの虚言を防ぐ抑止力となる。

まとめ

かまってちゃんとの戦いは、人類の歴史でもある。かまってちゃんの進化に合わせて研究は続く。

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